アメリカ産牛肉の輸入再開問題で李明博政府が窮地に追われている。青少年まで参加した「ロウソク示威」が1ヶ月近くも続き、李大統領が5月22日「対国民謝罪」を発表した後は、沈静どころか、暴力的示威に変わりつつある。この「狂牛病事態」は、当初KBSやMBCの「扇動放送」で触発されたものだが、李明博政府の無能な対応が事態を悪化させた。だが、そもそもKBSやMBC、そして親北左派が叫ぶような狂牛病の心配は、輸入されるアメリカ産の牛肉とは無関係なことだ。ちょっとだけでも冷静に調べ、観察すれば、今度の「狂牛病騒動」は今のように騒ぐべき問題でないことや、実はこの騒動は、平壌の指令に同調して行われる「反韓・反米勢力」による政権打倒運動であることが分かる。

韓国社会が抱えている諸問題や危険の中で、果たして米国産の牛肉があのように猛烈に反発すべき危険で、もっとも切迫した問題なのか。輸入食品のことなら中国産がもっと疑わしく、畜産農家に関することなら当面鳥類インフルエンサの方がより深刻で、国民感情の次元ならアメリカより中国の海賊や留学生の乱動に向けられるべきではないかと思われる。また、原爆の実験や「第2の6.25」を脅迫しながら、ずうずうしく韓国に食糧や肥料をよこせという金正日に対しては、なぜおとなしいのか。

特に、対北支援と関連してのこただが、金正日は去年の12月、国内外が韓国の大統領選挙を注目していたその時、臨津江の上流のファンガン・ダム(軍事分界線の北側42.3km)に水を溜め始めた。このことは臨津江の下流(韓国側)に年間3億トン近い水が流れなくなったことを意味する。メディアの報道や資料などを総合すれば、金剛山ダムとファンガン・ダムなどによって韓国が失う水は年間20億トンになるそうだ。と言うのは、金剛山ダムとファンガン・ダムの水は、北側が「流域変更方式発電」のため北漢江や臨津江には流さないかただ。つまり、環境的側面のみを見ても、北漢江や臨津江は河川の機能を失うことになる。

金大中・盧武鉉政権の10年間、韓国は約350万トンの食糧を北に支援したのに、その支援食糧の中には漢江と臨津江の水を利用して生産した米が含まれているのに、金正日はその水を断ったのだ。「同族」に対してはできないこと、悪魔の仕業である。

「理念なき実用主義」の李明博政権の無能はさて置き、いったい韓国社会の中には、なぜこのような非科学的宣伝・扇動に熱中し、またこんな扇動に簡単に騙される人々が多くいるのか。

その原因は、金大中・盧武鉉政権10年間、左傾民族主義(連邦制、赤化統一)を目指す親北・反逆権力による執拗な扇動・洗脳(あるいは催眠)によって、多くの韓国人(特に青少年層)が集団的に判断力に深刻な損傷を受けたためである。

生命体は、自分に迫ってくる危険を正しく認識できないと淘汰される(死ぬ)ので、下等動物や細菌のレベルの有機体までが的確に反応し、対応する。ところが、韓国の親北反逆勢力は、韓国に加えられる刺戟や諸危険に対して、ウィルスほどの反応もできない。彼らは金正日に操られるまま動く。分断60年間、北の同族は肉体的・精神的な損傷を蒙ったが、韓国にもその後遺症が及んでいる。
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