今日(10月30日)午後、東京高裁へ取材に行った。朝総連側が要求する「高校(朝総連学校)無償化」裁判の判決の現場の雰囲気を見るためだった。
 
 宣告は16時頃の予定だったが15時頃はすでに数百人以上が傍聴券を得るため待っていた。ほぼ全員が朝総連組織が動員した人々だ。裁判所関係者の話では全90席の傍聴券を得るため番号札を渡した人が889人という。
 

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 他にも秩序維持などのための動員された人々を合わせると、朝総連が組織的に動員した人員は、朝鮮大学と東京朝鮮高級学校の生徒を入れて1,000人ほどだった。
 
 上告審の判決は開廷後すぐ下された。朝総連側の敗訴だ。朝総連側は判決を激しく非難、糾弾した。最高裁まで行くと泣き叫んだ。
 
 ところで、本当に困ったものだ。叔父や兄まで虐殺した金正恩を、偉大な指導者と教え称える「学校」に、日本政府がお金を支援しないということであんなに騒ぎ怒る。「板門店宣言」のように図々しくも「有無相通す」の精神で日本当局がお金を出せということだ。
 
 朝鮮労働党日本支部が運営してきた朝総連学校は、1980年ごろは学校数150個以上、学生数が3万数千人を超えた。しかし、今は生徒数が当時の10分の1以下、朝総連(朝鮮国籍)全体の数も3万人を下回る。
 
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 要するに、朝総連所属だった同胞たちの90%以上が「脱北」したのだ。朝鮮労働党の日本支部の党員だった者らさえ絶望して捨てた、首領の奴隷を養成する「朝総連学校」に日本政府がお金を支援しないと集団で裁判所の前で騒ぐ朝総連を見たら、洗脳がどれほど恐ろしいものかが改めて分かった。
 
 東京高裁の向かい側では、北送後、脱北して再び日本に戻ってきた川崎栄子氏と朝鮮総連本部をさら地にする会など日本人数人が朝総連側の狂乱の騒ぎを糾弾していた。朝鮮労働党日本支部と戦うこの闘争に在日韓国民団の関係者などは一人も姿を見せなかった。

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  1. 金 国鎮 2018/11/04 15:53  コメント固定リンク  編集/削除  コメント作成

    私は日本生まれの朝鮮人だ。
    韓国や北朝鮮の話をする時には東アジア全体の構図の中でしか話はしない。

    朝鮮学校の問題が浮上してきた。
    日本の朝鮮人が登場してきたようだ。

    戦後の日本の教育を朝鮮学校の関係者は果たして理解しているだろうか?
    戦前の日本の高等教育の旧制高校・旧師範・旧士官学校は戦後の日本高等教育とは較べものにならないほど質が高い。
    多くのアジア諸国からそれに憧れて多くの留学生が日本に来た。
    中国・朝鮮からもだ。
    それが今の東アジア繁栄の基礎を作っているといっても過言ではない。
    例外は北朝鮮であるそして朝鮮総連・朝鮮学校である。

    朝鮮学校の問題は同時に日本の朝鮮人の教育の問題をどう見るかである。
    日本の学校に朝鮮語のカリキュラムがないのは不自然である。
    そこが一番の問題である。

    日本政府が財源を作り朝鮮語の教育のカリキュラムを日本の学校に、選択科目で十分、早急に作らせなければならない。
    それは同時にその時点で朝鮮学校の解散を求めるということでもある。

    この十年で多くの留学生が国費で日本の国立大学大学院に在籍するようになった。
    東京大学には約五千人の留学生が国費で在籍している。
    これは京都大学・大阪大学等も同様である。
    日本政府が留学生に向けて財源を作っていることは重要である。
    この具体的内容を知っている関係者は少数である。

    日本の朝鮮人が日本の留学生に対する努力とその価値観を共有しようとするのであれば動くと思っていい時期である。
    日本の文部科学省にはそれに対応できる人材は育ってきている。

    この問題の具体的な解決に必要なのは先ずは日本の朝鮮人の努力不足にあると言っていい。
    南や北の政治を日本の朝鮮人に持ち込んでいるのは朝鮮総連だけではない。

    日本の朝鮮人に適切な教育の情報を提供する時に来ている。
    それが日本の文部科学省であれ又は在野の教育関係者であってもよい。
    企業でもいいNPO法人でもいい個人でもいい。

  2. 金 国鎮 2019/01/09 08:45  コメント固定リンク  編集/削除  コメント作成

    この内容は約6,7年前に書きあげた文章ですがここに再び投稿します。
    多くの日本の朝鮮人に私からの忠告です。

    現実を見る(在日に直言)
    ハングル世代と日本で生まれ育った在日の人達は同じ民族ではありません。
    在日の総連・民団とかいわれる民族組織の人達は同じであると言っているようです。
    というのは彼等はハングル世代と同様に精神的には在日を卑下して、いかに南北朝鮮をこの日本で鼓舞するかということでしか在日を考えられない人達です。
    総連の朝鮮学校とか民団の民族大学・東京韓国学校・マダンなるものはその最たる証です。
    それに便乗している日本の政党・マスコミも実は同様です。
    お粗末な話です。

    ハングル世代にとって最大の弱点は周辺の多民族国家、アメリカ・ロシア・中国等です。
    多様な民族集団を構成している多民族国家がハングル世代が支持する単一民族国家韓国よりも軍事・経済・文化に於いて遥かに優れているということは彼等には耐えられないことでしょうが、それに比べれば同様の日本は何やかやと文句をいい易い国であるといえるでしょう。

    韓日条約の頃、韓国は日本に、韓国人は在日に金の無心をしていましたが、経済的に大きくなるにつれて日本を嘲り、在日を嘲るようになりました。
    ハングル世代は基本的に他国の文化と価値観に敬意を持っていません。
    そしてそれは他国の社会的少数集団に対しては更に拡大・強化されていきます。
    彼等が在日を侮り、中国の朝鮮族を侮り、アメリカのアフロ系等を侮るのは偶然ではありません。
    ハングル世代が在日の社会的立場に関心を持つのは彼等の歪んだナショナリズムを日本で鼓舞できると思う時に限ります。
    韓国大使館・領事館と民団中央が彼等の関係するメディア例えば民団新聞・統一日報等、時には日本のテレビ・新聞・雑誌等を通じてそれを鼓舞する有様を具体的に見ることを薦めます。

    早晩、韓国大使館・領事館を通じて日本から韓国に流れた在日商工人の巨額な資金の実態も日本から北朝鮮に流れた資金と同様に解明されるでしょう。
    ハングル世代の歪んだ在日の理解がそのまま拡大・強化されて歪んだ日本の理解となって投影されていることを理解しようとする日本人は依然として絶対少数です。
    歪んだ日本の理解が在日の理解となって投影される場合についても同様です。
    そして今やそれは日本人と在日の枠を超えて拡大しているようですが、これが
    過去に於いてこの世界で如何に多くの不幸な事態をもたらしてきたのかを我々は歴史を通じて学んでいるはずです。

    日本・南北朝鮮がこの世界で多くの人口を有する例外的な単一民族国家であることが分かるのであれば在日の人達は周辺の多民族国家の人達をもっと具体的に考え、できるだけ簡単な事から始めて彼等ともっと具体的な協力関係を作ることを薦めます。
    というのは周辺多民族国家の人達は日本の戦後世代・ハングル世代とは比較にならない位自然に在日の人達の現実を理解できます。
    そしてその中には在日の人達が真に必要としている人達がいます。
    彼らも又我々がその方向に向かって歩めば在日の人達を真に必要とするでしょう。

    日本・南北朝鮮が今後も単一民族を国是として周辺多民族国家と安全保障上の立場を維持することは極めて困難だと考えますが如何でしょうか?
    日本人・朝鮮人が戦前満州国で五族協和を主張していた核であることも付け加える必要があるでしょう。
    日本の朝鮮族・中国の朝鮮族・ロシアの朝鮮族とその朝鮮族に同民族という名目でゆすり・たかり行為を続ける南北朝鮮・ハングル世代と考えるのが自然ではないでしょうか?

    世界は北朝鮮の一般住民と南北の離散家族を除く南北朝鮮に充分に寛容であったと思いますが如何でしょうか?
    彼等と無関係なハングル世代の茶番にこれ以上誰が忍耐するのでしょうか?

    総連・民団を支えているのは在日ではなくて、程度の差はあれ、南北朝鮮の政治権力ではないでしょうか?
    総連・民団の茶番にこれ以上誰が忍耐するのでしょうか?