柳根一

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 北の主体思想集団と南韓内の‘民族解放民衆民主主義変革運動圏’の合作が本格化している。放置すれば、この合作勢力が休戦線の以北と以南を席巻して米同盟の解体、駐韓米軍撤収、米-北平和協定締結、連邦制統一がやってくる。

 問題は、この流れを阻止できそうな、いかなる対抗力も今の大韓民国には存在していないという事実だ。野党?右派の市民社会?公務員?全部無力化されて壊滅した。もちろん悲憤慷慨する市民たちはいるが、このままでは見す見す何の対抗もできずやられてしまう状況だ。

 それこそ、われわれが知っている大韓民国、1948年に建てた大韓民国は解体過程に追い込まれたのだ。大韓民国という国名はしばらくは維持されても国家の性格と体制と進路が完全に変わった大韓民国が現れ、その変わった大韓民国が‘合法的に’北韓と‘合作’を推進するだろう。

 この過程でたった一つ残っている変数は米国の向背だ。米国が果たして“韓半島のそんな事態を米国の国家利益と安保に背馳する”と排斥するか、それとも“韓国が先に米国を裏切ったから、われわれが護ってあげる名分も実益もない。韓国を見捨てよう”とするかが残っている。米国は果たしてどちらを選択するだろうか。50対50と言えば、あまりにも悲観的か。

 これに対して右派オピニオンリーダーたちの展望は分かれる。一部は米国が先制攻撃をするか、または最大の圧迫を加えて金正恩政権を倒すと楽観活用する。一方、他の一部は悲観的に展望する。

 米国は今は北の核保有‘絶対許さない’と言っているが、いつ、北韓と生半可な妥協をするか安心できないと言っている。例えば、北側が核を凍結しICBMを中断する方式などで状況を弥縫するのがそれだ。国際政治とはこのように常に可変だ。筆者も楽観的というよりは悲観的な方だ。米国の政治で戦争やそれに準する対決的行動のみでは中間選挙を前にメディアなど世論の呼応は得難い。

 だが、大韓民国が滅びないことを望む人の立場では、死ぬとき死んでも最後まで生きる道を求めてあがくしかない。前もって放棄する必要はないからだ。生きる道は何か。米国の朝野が金正恩の騙しに騙されないように最大限に説得することだ。対北特使として行った人々も今週、米国へ説得に行くようだ。ならば、自由民主陣営も説得するためあちこちへ奔走せねばならないではないか。

 自由市民と自由知性は、それぞれの場でそれぞれのやり方で駐韓米国大使館と米国特派員たちと米国のオピニオンリーダーら、そして米行政府-議会-シンクタンクに、米国が韓国を放棄すれば、アジア-インド-太平洋でどれほど致命的な損失を被るかを説得し周知させて欲しい。

 金正恩は今‘大きな嘘’をついていること、韓国の現政府が韓・米同盟よりは‘わが民族同士’に傾斜していること、それで米国は金正恩や文在寅政府を信じず韓国の自由民主市民たちの抵抗の歓声を友軍と見做すべきということ、そして金正恩の暴政の終息のみが、この地域での米国の戦略的利益に対する不良国家・北韓の核の脅威を除去できることを米国の朝野に教えねばならない。

 時間が切迫する。今のところ、金正恩の崩壊より自由ソウル先に倒れそうだ。ソウル崩しの波は強く押し寄せているのに、平壌を倒す波はまだ起きていない。‘1948年の大韓民国’は結局、ここまでか。それなのに、カエルらの中には、自分たちが遊んでいる鍋が急速に熱くなりつつあることも知らず、何がそんなに楽しいのか毎日はしゃいでいる。勝手にしろ~~

柳根一の耽美主義クラブhttp://cafe.daum.net/aestheticismclub 2018.03.08 00:24

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