年例報告書に海外送出北韓人たちの強制労働が言及されたのは初めて、国際社会の高い関心を反映

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                    北京の北韓食堂で掃除をしている従業員

 中国で北韓人たちが奴隷労働をしていると米議会傘下の委員会が発表しました。この委員会が年次報告書に北韓人たちの海外労働実態を入れたのは初めてです。ジョウンジョン記者が報道します。

 米議会傘下の議会行政部中国委員会CECCは、10月6日に発表した年次報告書で“中国内の北韓労働者たちが強制的、あるいは奴隷労働に準ずる環境で働いているという報告を受けた”と公開した。

 委員会は、北韓当局が海外に5万人の北韓人を派遣して強制労働をさせていると言ったマルズキ・ダルスマン元国連北韓人権特別報告官の報告書と中国内北韓人労働者が1万9000人に達するという韓国峨山策研究院の発表を引用しました。

 委員会は、“北韓労働者たちが低賃金か無賃金で劣悪な環境で長時間働いていると伝えられる”とし、“国連によれば、北韓の保安要員たちが労働者たちと同行して移動を制限し、旅券を没収し、常に監視している”と指摘しました。他にも賃金搾取、暴力、性暴力事例もあると発表しました。

 このような内容は、国連と民間団体の報告書を引用したものではあるが、議会行政部中国委員会の年次報告書に海外送出北韓人たちの強制労働が言及されたのは今年が初めてです。この問題に対する国際社会の高まった関心を反映したものと見られます。

 報告書は、今年、中国内の北韓食堂の労働者たちが韓国へ亡命した事例があったと適示しました。去る4月、中国浙江省寧波の北韓食堂の従業員13人が韓国に亡命し、5月には陝西省渭南市の北韓食堂から3人が韓国に亡命したと説明しています。

 報告書はまた、北韓が海外で運営する食堂130個所中100個所が中国にあり毎年米貨1000万ドルを稼いていると知られると伝えました。

 一方、報告書は中国と北韓の国境、中国と東南アジアの国境の取り締まりが強化されて脱北者たちのリスク負担が増加したと分析しました。2015年10月には、ベトナムで9人の脱北者が逮捕されて、中国広西壮自治区に移送されたが、まだ彼らの運命は知られていないと言及しました。

 そして、北-中国境の取り締まりが強化されて韓国に入国する脱北者数も減ったと言い、韓国統一部によると2014年に1397人の脱北者が韓国に入国したが、2015年には1277人が入国したと伝えました。

 報告書は、中国と北韓当局が今年、脱北者支援団体も取り締まり続けてたと記しています。脱北者の移動を支援する外国救援機関とキリスト教宣教師、NPOなどが取締りの対象になったということです。

 特に、今年の1月、カナダ人のキリスト教宣教師のケビン・ガレット氏が‘スパイ活動と中国の秘密を盗んだ疑い’で起訴されたと報告書は指摘しました。ガレット氏は妻と一緒に北-中国境の丹東でコーヒー店を運営しながら脱北者たちを支援してきました。

 報告書はまた、中国内の脱北者の女性たちが人身売買で強制結婚と性売買の犠牲になっているとし、脱北女性と中国人の夫との間に生まれた子供は中国で戸籍が得られず教育を受けられないと指摘しています。

 VOAニュースのジョウンジョンでした。

www.voakorea.com 2016-10-07 02:10

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