
福島第1原発の原子炉は想定内の安全対策には万全を期したというが、今回の地震と津波は予想を遥かに超えるもので不可抗力だったとか・・・
2008年冬号として発刊された、理念112号に掲載されていた前田瑠絵さんの「宮沢賢治の生涯」には次のように書かれている。

これでも福島第1原発事故は予想を遥かに超える事故だったと言い訳できるのだろうか。充分に予測できたレベルの災害であったのではないか。東京電力はこの責任から逃れられない。
東京電力は30日、福島第1原発の南放水口(1~4号機用)から南へ330メートル地点で29日午後に採取した海水から、法令限度の3355倍の濃度の放射性ヨウ素131を検出したと発表した。26日午後に約1850倍の放射性ヨウ素が検出されていたが、さらに上昇し、これまでで最高となった。また、北放水口(5~6号機用)の北約30メートル付近の海水からも、29日午後、1262・5倍の濃度の放射性ヨウ素が検出された。
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「上昇は健康に影響はないが、早く原因を突き止め、これ以上高くなることを食い止めることが重要」と述べた。
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