「第九」のLOVE & PEACE
松本文郎(建築家)
私は昭和一桁最後の生まれで、75歳の男性(声)です。
敗戦の前の年までヒロシマに住んでいましたが、学童疎開で原爆を逃れました。
「第九」の合唱は、16年前のガンの手術で得た新しいいのちの歓びで、「浦安市民第九」と「イクスピアリ第九」に参加し、毎年唄ってきました。
戦争があい次いだ20世紀を経たいまも、人類社会に戦火が絶えない状況は、ほんとうに残念でなりません。
ベートーベンの「第九」作曲のきっかけは、争いと憎しみでバラバラになった人類に連帯を呼びかけたシラーの詩に、感動したからと言われています。
アフガン・イラクでの戦火やCOP15の国際会議の難しさを目の当たりにしている私たちは、全世界に向けて、愛と平和への願いと祈りをこめて、「第九」のLOVE & PEACEを、声高らかに唄いたいと思います。
平均寿命までの残日が短い私も、いのちの限り歌い続けます。
みなさんもご一緒に、こころと声を合わせてください。
浦安市弁天3-2-43-2在住
<所属合唱団>
浦安男声合唱団々員 日本建築学会男声合唱団々友
合唱団「洋(うみ)」元団員
<作詞>
浦安市合唱連盟20周年記念歌
『みんなの歌』:鈴木憲夫作曲(2006年)
NTT 社歌『日々新しく』:前田憲男作曲(1960年)ほか
場所:2F セレブレーション・プラザ |
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