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2012/08/23 19:48 2012/08/23 19:48

  立秋を過ぎても暑い日々がつづいています。お元気でお過ごしのことと拝察します。


 今年もまた、「日比谷彩友会展」開催間際のご案内となりましたが、ご容赦くださり、おついでの折にでもご高覧賜れば幸せに存じます。

なお、猛暑のさなかですので、決してご無理をなさらないようお願いいたします。

               

<ご案内>

 

日 時: 8月23日(火)~28日(日) 11時~18時

                      最終日は15時まで

  場 所: ギャラリーくぼた 4,5階 京橋2-7-11地下鉄京橋駅徒歩3分

                     Tel. 03-3563-0005

 

私の出品作品は下記2点です。

 

『夏の能登金剛』水彩・パステル 30号

 

今月初めの「能登半島ふたり旅」の折のスケッチから構想した作品です。

「巌門」付近を遊覧船で回り、夏の海に似合う力強い景観に魅惑されました。

荒々しい巌塊、樹木と山、美しい海の色のハーモニーを表現したかったの

 ですが、想いばかりが先行した拙い作品です。

  30号の水彩は久しぶりですが、時に、大きな作品にチャレンジするのも、

 絵を描く楽しみの一つと実感しました。

 

 『ミニスケッチ集』水彩・ハガキⅹ11枚(10号パネルにレイアウト)

   

バスツアーだったので、スケッチ時間は一箇所当たり10~15分でした。

   画仙ハガキ18枚綴じのスケッチブックを、3日間で使い切りました。

   限られた時間で対象を紙面に捉える“寸描”のスリルが好きで、ガイドさん

  や旅の道連れの方々が、“早描き”に驚いてくださるのが、また励みになります。

やはり、夢中で描いている至福の時間は、天恵というほかありません。

 

末筆ながら、ご健勝をお祈りいたします。

 

2011.8 吉日                       

                        松本文郎 拝


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2011/08/18 18:16 2011/08/18 18:16

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 暑い日々がつづいています。平素はご無沙汰していますが、お元気でお過ごしのことと拝察します。

 今年も諸般の事情で、「日比谷彩友会展」間際のご案内になりましたが、あしからずお許しください。おついでの折にでもご高覧賜れば、幸せに存じます。なお、猛暑のさなかですので、決してご無理をなさらないようお願いいたします。
               

                                    <ご案内>


 

日 時: 8月24日(火)~29日(日) 11時~18時                           

                     最終日は15時まで


場 所: ギャラリーくぼた 4,5階 京橋2-7-11地下鉄京橋駅徒歩3分                           

                           Tel. 03-3563-0005



 私の出品作品は下記の2点です。


 『正月の真鶴画行』水彩・パステル 25号

 今年の正月6日、白日会副会長の深澤孝哉先生のお宅を会員有志数名でお訪ねして、ご馳走になりました。美食家の先生はプロ並みの料理人で、地元の漁師さんやファンが届けた新鮮な食材で数え切れないほどの料理を振舞ってくださいました。先生宅にはワインの貯蔵室がありますが、暮れの地震で被害が出た由。全国から届く日本酒や焼酎を惜しげもなく勧められ、しこたま飲ませていただきました。
 日比谷彩友会の一部会員参加の遊画倶楽部に所属する2人の画友と私は、先生宅近くの宿に泊まり、翌日、描き初めをしました。
 一昨年は、先生ご案内の伊東で描いたので、今回は真鶴にしました。

 房総半島まで見えるよく晴れた日で、漁港を見下ろす高台から、3枚連ねた画用紙に海のパノラマ風景を描きました。大きな画面なので、気合をいれて一気に仕上げました。 


 『心象・原始朝光』 墨彩 20号

 今年の「みなづき会展」に出した墨彩『井の頭公園の夜桜』に好評をいただいたので、墨彩で心象風景を描きました。

 深澤先生が何十年もの毎朝、日の出の光を捉える修行をされ、積み上げたスケッチが背丈にもなると伺い、私なりに、朝光を描くことにチャレンジしてみたのです。
 人類が出現する以前のような風景を照らす朝光のイメージです。山並みを描くのは、阿賀野川畔に立つ老舗旅館の座敷から望む遥かな重なりを、5連の画用紙に墨彩で描いた大パノラマ以来です。
 対象を目の前にしてほぼ仕上げる現場主義の私ですが、時折り、心象的な絵を描くのも楽しくなってきました。

 末筆ながら、ご健勝をお祈りいたします。

 
                                                            2010.8 吉日



2010/08/20 13:01 2010/08/20 13:01


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華やぎⅡ・聖なる建築』
 
 エコ・ポイントが付いて、地デジが見られる大型の薄型テレビに替えた。
NHKハイビジョンの画像も美しく、ある日、アルプスの山塊の屹立を観て、ふと、30年前に訪れたサグラダ・ファミリア大聖堂を想い出した。
“建築の詩人”アントニオ・ガウディが、1883年から43年の半生をかけた作品は、スペインが誇る世界遺産であり、バルセロナのシンボル。
 1926年の没後に中断された工事は、1940年、弟子たちに託された石膏模型を手がかりに建設を再開して、今日に至る。
 ガウディは、キリストの「生誕」「受難」「栄光」三箇所のファサードに配した12本の鐘楼や170米の中央塔など計18本の塔を構想したが、信者からの寄付と教会拝観料だけの資金で進む建設工事は、構想の一部を変更しながらも、あと100年以上かかるとされる。
「この作品の主人(神)が急いでいないから建設はゆっくり」とガウディは語ったそうだ。ゴシックの大聖堂に、3、400年かけて完成したものがあるのを念頭においていたかもしれない。「生誕」の塔の300段の螺旋階段を登った興奮の極みで、そのとき地震がきて塔といっしょに地上に倒れ落ちてもいいとさえ想った記憶は鮮明だ。無数の部材に加工し、精緻な彫刻を施した石材が、アルプス山塊からのものでないとしても、天をめざして営々と積上げてきた人間の信仰と情熱への驚嘆を呼び覚まして、この拙画を描かせたハイビジョン映像だった。「スペイン絶景30」の中でも、アルハンブラ宮殿についで2位だった。
 彫刻制作の現場詰所でお会いした若い日本人彫刻家は、いまもその部門の責任者で、日比谷彩友会の展覧会・研究会の作品講評をお願いしている深澤孝哉先生の友人だと聞き、建築家としてもご縁の深さを感じた。
 ベネチア、フィレンチェなどを経てバルセロナを訪ねたのは、ガウディの諸作品(実業家グエルが依頼した邸、公園など)とピカソの「ゲルニカ」のためだが、残念至極にも、ピカソ美術館が改装工事中で観れなかった。
 この画は、山塊の石材から大聖堂を誕生させた建築家たちの偉大な仕事へのオマージュとして描いたが、筆を運びながら、バルセロナの居酒屋のカウンターで、皿に盛られた“おばんざい”のようなつまみを肴にビールを飲んだ、至福の夕暮れを想い出していた。


 
 
 
2009/08/29 16:17 2009/08/29 16:17


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『華やぎⅠ・刹那の彩り』
 
  近所の「ふれあいの森公園」で向日葵が咲き誇っていた。カルメン色のカンナのように、暑い夏がよく似合う花だと思う。数年前、お隣りの庭の大輪を垣根越しに描いて、「文ちゃんの画文展」の作品で出したのを、海外勤務と食道がんの戦友Sさんが気に入ってくれて、お見舞いに差し上げたことがある。3ヶ月の命と告知されていた彼は、3年余りを生きてから旅立った。
 この向日葵をスケッチしたときは、6月の「みなずき会展」に出品した「ふれあいの森公園の新緑」のような、普通の写生画でと思っていたが、がん闘病後に復帰してコンサートを開いたロック歌手の忌野清志郎さんが亡くなり、加えて、精神統合失調症の女性画家アロイーズの展覧会を観て受けた衝撃が、なぜか、初めてのコラージュを試みさせることになった。
 向日葵の日々の変容の強烈さが森羅万象の「無常」を印象づけ、過ぎて行った人びとや時間への想いをかき立てたようだ。
 すべての人々の人生に“刹那の彩り”があるが、釈尊の「色即是空」は、アインシュタインの「量子論」に通じ、すべてのものは「刹那刹那に、“無”から生じて“無”に還る」のだと思う。
 反骨の歌を唄った清志郎に加えて、圧制と動乱を経て、今華やぐプラハの街の時計盤、京都・時代祭の巫女、大学共闘に燃えつき挫折した日本の若者たち、闘病後に復帰してがんばっている演歌の坂本冬美らを選んだ。すべては、イビジョン映像を写真に撮って加工したもの。
 アロイーズ展で求めた図録のカラーコピーもあるが、関係者のお許しをいただけると信じる。
 展示直後の深澤孝哉先生の講評で、「向日葵の葉の色は好きだが、写真の一部にも同じ色を掛けるといいネ」と言ってくださった。
 初めてのことでおっかなびっくりだったが、コラージュの面白さが少し分かってきたので、次は、もっと大胆にやってみることにしよう。
 後期高齢者などと侮ってほしくない! 私たちにも、まだまだ“刹那の彩り”は残されている。
 間もない選挙でどの政党が政権をとっても、敗戦後の灰燼から立上がり、驚異的復興を果たした世代を軽視することは、許されないですぞ!

2009/08/29 15:53 2009/08/29 15:53